厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

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セロトニン

脳内の神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをする。

覚醒剤

脳内で働く中枢神経刺激薬のことで、精神依存性が非常に高いため社会生活を困難にする恐れのある薬物。

レム睡眠行動障害

睡眠中に夢体験と同じ行動をとってしまう病気。

レストレスレッグス症候群 / むずむず脚症候群

夜になると出現する下肢を中心とした異常感覚により不眠、過眠を引き起こす病気

非24時間睡眠覚醒症候群

一定の時刻に入眠し起床することが著しく困難であり、睡眠の時間帯が毎日30~60分ずつ遅れていく症状。

ナルコレプシー

睡眠不足症候群

睡眠相後退(前進)症候群

睡眠相後退症候群は入眠困難と覚醒困難が慢性的に持続し、睡眠相前進症候群は夕方の眠気や早朝覚醒を呈する。

睡眠時随伴症

睡眠中におきるねぼけ行動の総称。

時差症候群

4~5時間以上時差のある地域へ高速移動することにより、体内時計と外界の明暗周期がずれてしまうために起こる。

周期性四肢運動障害

交代勤務睡眠障害

交代勤務のために睡眠時間帯が頻繁に変化することにより、睡眠をはじめ精神・身体機能の障害がもたらされる症状。

概日リズム睡眠障害

体内時計の周期を外界の24時間周期に適切に同調させることができないために生じる睡眠の障害。

過眠

夜間十分な睡眠をとっているはずなのに、日中に目覚めていられないような病的な眠気がみられること。

過覚醒 / 覚醒亢進

覚醒水準が亢進すること。強いストレスなどを受けたときにみられる。

アデノイド / Adenoid

小児の鼻咽腔にある、咽頭扁桃として知られる組織が肥大したもの。

歯科健診

歯科健康診査の略称で、歯の健康状態を総合的に確認するプログラムのこと。

誤嚥性肺炎

本来気管に入ってはいけない物が気管に入り(誤嚥)、そのために生じた肺炎。

不正咬合

反対咬合

上の歯よりも下の歯が外側に出た状態。前歯のみで起こる場合が多いが、成長期の子供で奥歯の反対咬合を放っておくと顔が曲がるなどの障害が生じる場合がある。

叢生

歯の大きさと顎の大きさの間に起こるアンバランスにより、歯が部分的に重なってしまう状態。抜歯が必要な場合もある。

切端咬合

上下の歯の先端がちょうど当たる状態。上の歯と下の歯の間に本来あるはずのスペースがなく、放っておくと、歯の先が欠けたり磨耗したりする場合がある。

矯正装置

噛み合わせの悪さや歯並びを、一定の期間、力をかけて治していくための器具。

親知らず

歯ぎしり

スプリント

顎関節症などの治療に用いられる、口の中に入れるプラスチックの装置(ボクサーのマウスピースを小さくしたような形)。

顎関節症III型

顎関節症のなかでも、病態が顎関節円板の転位を主体とする場合の区分。

顎関節症I型

顎関節症のなかでも、病態が顎関節円板でなく、咀嚼筋を主体とする場合の区分。

顎関節症

顎の関節の痛み、顎を動かす筋肉の痛み、顎を動かしたときの関節部で鳴る音、動きの異常などの症状を示す病態のこと。

顎関節

耳の前方部にある、下顎の骨が動くときに使われる関節。

関節円板

顎関節に存在する、関節のくぼみとくぼみに入り込んでいる突起の間にある、骨より軟らかい組織のこと。

ルートプレーニング

プラークに含まれる細菌により汚染された歯根の表面を、器具を使って滑らかにすること。

バイオフィルム

本用語は現在、更新中です。

地域歯周疾患指数

地域の歯周疾患の状態を示す指標で、国内外で広く用いられている。

スケーリング

歯石

プラークが石灰化して硬くなったもの。歯科医で定期的に除去することが必要。

歯周ポケット

歯と歯ぐきのあいだが、プラークの細菌により炎症をおこし深くなった溝のこと。

プラーク / 歯垢

本用語は現在、更新中です。

インプラント

保健機能食品

特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品を合わせた食品群の総称。

2013年10月

フッ素症

フッ化物応用

フッ化物

フッ素元素の陰イオン(F-)の状態にあるものをフッ化物イオン、またはフッ化物という。

ドライマウス

ストレスや薬の副作用などで口の中が乾燥する状態。他の疾患の一症状として現れることもある。
進行すると口の中がう蝕や痛みなどを引き起しやすい環境となる。

フッ化物の急性中毒量

キシリトール

虫歯予防効果が実証されている天然甘味料。
食後にキシリトール配合のガムなどを摂取するのが有効とされている。

TDSニコチン依存度テスト

禁煙治療の保険診療で用いられる、ニコチン依存度テスト。ニコチン依存症管理料を算定するためには5点以上取る必要がある。

ストレスマネジメント

ストレスとの上手な付き合い方を考え、適切な対処法をしていくこと。

禁煙に役立つ薬や機器

禁煙外来

たばこをやめたい人向けに作られた専門外来のこと。

腹部大動脈瘤

白内障

大腿骨頸部骨折

大腿骨の足のつけね側にあたる部位の骨折。
加齢や運動低下にともない骨密度が減少し筋力の低下が起こってくると、転倒時などに骨折しやすい。

喘息

冠状動脈性心疾患 / CHD

心臓に血液を供給する冠動脈で血液の流れが悪くなり、心臓に障害が起こる病気の総称。

乳幼児突然死症候群 / SIDS

赤ちゃんが、突然亡くなってしまう病気。それまでの健康状態や病歴からはその死亡が予測できず、原因不明のものをいう。窒息などの事故による死亡とは異なる。

慢性閉塞性肺疾患 / COPD

薬物依存

脳に直接作用して高揚感などをもたらす薬物に依存してしまう精神疾患。

アルコールのエネルギー(カロリー)

アルコールは1グラムあたり7.1キロカロリーを生じるが、体に蓄えられないことからエンプティーカロリーとも言われる。

未成年者飲酒禁止法

未成年者飲酒

休肝日

肝臓を休めるために週に1日以上飲酒しない日を設けることを推奨する目的で作られた造語。

キッチンドリンカー

主に女性が家事をしながら飲酒することで、やめられなくなり依存症につながっていく行動パターン。

危険な飲酒

アルコール酩酊

飲酒した後に生じる、種々の程度の急性の精神的および身体的中毒症状。

否認

自分が依存症であると認めないことであり、依存症の人は誰もが持っている心理。

断酒

自らの意思で、ずっと一切の酒を断つこと。

AUDIT

1990年代初めに、世界保健機関(WHO)がスポンサーになり作成されたスクリーニングテスト。

エタノールパッチテスト

低活性型および非活性型の2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)をもつ人(≒赤型体質)と、活性型ALDH2をもつ人(≒白型体質)とを簡単に弁別するテスト。

脳萎縮

脳の容積の減少を指す。原因はさまざまで、加齢によっても脳の容積は減少する。

認知症

記憶障害など脳の認知機能障害により、日常生活に支障をきたすようになる疾患。アルコール多飲により認知症になりやすくなる。

認知機能

理解、判断、論理などの知的機能のこと。

鎮静効果

神経系の過活動を鎮静させる効果のこと。この効果をもつ代表的なものにアルコールや抗不安薬がある。

脱抑制

薬物やアルコールといった外的な刺激によって抑制が効かなくなった状態のこと。

習慣飲酒

週に3日以上、1日1合以上の飲酒。

疾患の危険性(リスク)

統計指標の一つで、発症の原因となるものの有無で発生率がどの程度異なるかをみる方法。

歯周炎 / 歯槽膿漏

歯周炎=歯槽膿漏。思春期から発症し、成人ではほぼすべての人に何らかの兆候が認められる。近年、糖尿病や肺炎など全身疾患のリスク因子として注目されている。

軽度認知障害

急性アルコール中毒

大量の飲酒により血中アルコール濃度が上昇し、生命に危険を生じた状態。

家族会

アルコール依存症に巻き込まれている家族の回復のため、専門病院や地域の保健所などで開催されている。

う蝕

う蝕=むし歯。歯の硬組織の表面が細菌の酸産生により崩壊され、エナメル質やセメント質から象牙質へと進行し、実質欠損を形成する代表的な歯の疾患。

ウェルニッケ・コルサコフ症候群

ビタミンB1(チアミン)の不足によって起こるウェルニッケ脳症とその後遺症であるコルサコフ症候群のこと。

飲酒

飲酒とは、アルコールを含む飲料を摂取すること。またその行為をさす場合もある。

一気飲み

宴会などで周囲の注目の中、短時間にコップなど器一杯のアルコールを飲み干すこと。

アルコールと結核

アルコールの飲みすぎは免疫力低下につながり、かぜや結核にかかりやすくなる。

アルコールてんかん

アルコールの離脱症状のひとつで、飲酒中断後48時間以内に出現するけいれん発作のこと。

アルコール性認知症

アルコールの大量摂取が原因と考えられる認知症のこと。ウェルニッケ・コルサコフ症候群と同じという意見もある。

アルコール幻覚症

長期間かつ大量のアルコール摂取により、幻聴や被害妄想などを生じる精神障害。

アラノン・アラティーン

アルコール依存症者に影響されて様々な障害が生じている家族が回復のために参加する自助グループ。

ドパミン

神経伝達物質の一つで、快く感じる原因となる脳内報酬系の活性化において中心的な役割を果たしている。

1B型アルコール脱水素酵素

エタノールを分解する酵素の一つ。遺伝的に酵素の働きが弱いひとは、飲酒で顔が赤くなりにくく、大量飲酒の翌日に酒臭い体質となり、アルコール依存症になりやすいことが知られている。

血中アルコール濃度

飲酒して消化管から吸収されたアルコールが血中に移行した状態の濃度で、酔いの程度を決める。

アセトアルデヒド

エタノールの最初の代謝産物であり、フラッシング反応や二日酔いの原因物質。ヒトへの発癌性が疑われている。

フラッシング反応

ビールコップ1杯程度の少量の飲酒で起きる、顔面紅潮・吐き気・動悸・眠気・頭痛などを指す。
2型アルデヒド脱水素酵素の働きが弱いひとに多くみられる。

2型アルデヒド脱水素酵素

アセトアルデヒドを分解する主要な酵素。日本人には酵素の働きが弱いひとが多く、少量の飲酒でフラッシング反応を起こし飲酒量が抑制される。

赤型体質

赤型体質は造語で、少量の飲酒で顔の赤くなる体質を指す。

2013年9月

執筆者一覧

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活性酸素

大気中の酸素よりも活性化された酸素およびその関連分子で、酸素原子を含む反応性の高い化合物の総称。

脂肪 / 脂質

炭水化物、たんぱく質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつ。体内でエネルギー源として、あるいは細胞膜を構成する成分や生理活性物質として働く。

糖尿病

インスリンの作用不足により高血糖が慢性的に続く病気。網膜症・腎症・神経障害の三大合併症をしばしば伴う。

高血圧

脂質異常症 / 高脂血症

中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常をきたした状態。「高脂血症」から2007年に名称が改められた。

アミノ酸

エネルギー産生栄養素のひとつであるたんぱく質を構成する有機化合物。20種類あるが、ひとつでも欠けるとたんぱく質を合成できない。

炭水化物 / 糖質

たんぱく質、脂質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつ。炭素と水素の化合物で、消化されてエネルギー源となる。

ミトコンドリア

細胞内に存在する細胞内小器官。
ATPの生成やアポトーシス(細胞死)において重要な働きを担っている。

クレアチンリン酸 / CrP

リン酸化されたクレアチン。
骨格筋にとって重要なエネルギー貯蔵物質であり、分解することでリン酸を放出しADPからATPを再合成する。

骨格筋

筋肉の種類のひとつで、骨格に沿って分布しており、身体の活動を支えているもの。
一般に筋肉と呼ばれているものはこれを指す。

アデノシン三リン酸 / ATP

筋肉の収縮など生命活動で利用されるエネルギーの貯蔵・利用にかかわる。
「生体のエネルギー通貨」と呼ばれる。

最大酸素摂取量 / VO2max

体力の構成要素のうち全身持久力の指標。有酸素性能力や有酸素性パワーとも呼ばれている。

カリウム

人体に必要なミネラルの一種で、浸透圧の調整などの働きをする。
ナトリウムを排出する作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節する上で重要。

カルシウム

人体に最も多く含まれるミネラルであり、骨や歯を形成する。

骨粗鬆症

骨の代謝バランスが崩れ、骨形成よりも骨破壊が上回る状態が続き、骨がもろくなった状態のこと。

コレステロール

人間の体に存在する脂質のひとつで、細胞膜・ホルモン・胆汁酸を作る材料となっている。
血液中において過剰もしくは不足した状態になると、動脈硬化などの原因となる。

特定保健用食品

厚生労働省認可の機能性食品で、健康強調表示と許可マークの表示が可能。

睡眠薬

睡眠を誘発し、持続させるための薬物。症状に合った薬剤を医師の処方によって服用する。

生活習慣病

睡眠時無呼吸症候群 / SAS

眠り出すと呼吸が止まってしまうため、過眠や高血圧などを引き起こす病気。

不眠症

寝つきが悪い・何度も目がさめる・眠りが浅いといった症状が慢性化している状態。