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スプリント(すぷりんと)

顎関節症などの治療に用いられる、口の中に入れるプラスチックの装置(ボクサーのマウスピースを小さくしたような形)。

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スプリントとは、顎関節症などの治療用いられる、口の中に入れるプラスチックの装置。その機能は異なりますが、ボクサーのマウスピースを小さくしたような形を想像すると理解しやすいです。

多くの種類があり、スタビライゼーション型が世界的に使われています。本邦では、スプリント・マウスピース・シーネ・アプリアンス・オクルーザルプレートなどいろいろな名前でよばれています。スプリント治療が、顎関節症の症状に効果があるとの質の高いエビデンスは存在しますが、腰痛・頭痛・肩こり・アレルギーなどの慢性疾患が治癒するという質の高いエビデンスは、存在しません。