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赤型体質(あかがたたいしつ)

赤型体質は造語で、少量の飲酒で顔の赤くなる体質を指す。

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換言すれば、2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)が低活性型または非活性型である体質とも言えるでしょう。これに対して顔の赤くならない体質を「白型体質」と呼ぶことがあります。
未成年者などに飲酒教育をする場合に、飲酒後に赤くならない体質を「飲める体質」、顔の赤くなる体質を「飲めない体質」と安易に呼ぶ場合がありますが、これは正しくありません。「飲める体質」を「飲んでよい体質」と考え、飲酒のお墨付きをもらったと勘違いすることもあります。

飲酒教育などでは、ALDH2が低活性・非活性型である場合を赤型体質、活性型である場合を白型体質とまず呼び、それぞれの特徴を正確に説明することをお勧めします。