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キッチンドリンカー(きっちんどりんかー)

主に女性が家事をしながら飲酒することで、やめられなくなり依存症につながっていく行動パターン。

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女性が家事をしながら飲酒する形態の象徴的なもので、飲酒量の増加やかくれ飲みにつながり、アルコール依存症と関連するものです。

女性が料理に使っていたお酒を味見がてら飲んでいるうちに、その味にはまってしまいやめられなくなってしまう状態が生じるようになり、これをアメリカで、キッチンドリンカーと呼ぶようになったことが語源のようです。
わが国では近年女性の飲酒が増加していますが、理由として女性の社会進出、男女平等の考えがあります。女性は家庭を守り、酒席を通して他者と交流する機会は少なく、女性はあまり飲酒すべきではないという考えがあり、家庭内でも姑などの目があって、飲酒しにくい環境でした。しかし、このような男女差は小さくなり、男性同様飲酒して構わないという社会状況となっています。一方、家庭でも核家族化により日中主婦が一人になる時間が長くなり、他者の目を気にする必要がなくなっています。

わが国でもキッチンドリンカーは増えており、その飲酒コントロール困難性を考えると、そうした飲酒者は高い確率でアルコール依存症者であるとみられます。このような飲酒形式の中止を呼びかけ、中止できない症例は依存症専門病院の受診をすすめる必要もあります。