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8020運動は健康運動

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8020運動とは

「8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動」は、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動で、生涯にわたり自分の歯でものを噛むことを意味します。近年「8020」を達成している高齢者は増加していますが、高齢者全体が増えていますので、「8020」を達成していない高齢者も増加傾向にあります。

大人のむし歯の特徴と有病状況

成人の9割以上がむし歯の罹患経験を有しています。40歳以上の年齢においても常に約4割はむし歯が原因で歯が抜かれています。大人のむし歯はその特徴から、歯の根面のむし歯・歯の詰め物の裏側のむし歯・子供と同様のむし歯に分けられます。成人期には歯周病対策だけでなくむし歯への対策も重要です。

歯の喪失の原因

歯を失う二大原因はむし歯と歯周病で、その割合は同じくらいです。一般的に歯は奥歯から失われる傾向にあり、比較的若いうちはむし歯で失われる場合が多いのですが、残った歯が少なくなるにつれて歯周病で失われる歯が多くなります。喪失に至るリスクの高い歯は、未処置歯のむし歯・クラウン(冠)装着されている歯・部分義歯の針金がかかる歯(鈎(こう)歯)・歯周疾患が進行している歯などです。

歯の喪失の実態

高齢になると残っている自分の歯の数は少なくなり、後期高齢者の平均値は約13本で、3人に1人が総入れ歯を使っています。しかし昔に比べると歯の喪失状況は改善傾向にあります。また国際的にみても日本人の高齢者は比較的歯が残っているといえるようです。

用語辞典

う蝕

う蝕=むし歯。歯の硬組織の表面が細菌の酸産生により崩壊され、エナメル質やセメント質から象牙質へと進行し、実質欠損を形成する代表的な歯の疾患。

歯周炎 / 歯槽膿漏

歯周炎=歯槽膿漏。思春期から発症し、成人ではほぼすべての人に何らかの兆候が認められる。近年、糖尿病や肺炎など全身疾患のリスク因子として注目されている。

地域歯周疾患指数

地域の歯周疾患の状態を示す指標で、国内外で最も広く用いられている。

カルシウム

人体に最も多く含まれるミネラルであり、骨や歯を形成する。

キシリトール

虫歯予防効果が実証されている天然甘味料。
食後にキシリトール配合のガムなどを摂取するのが有効とされている。