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関連記事

喫煙と循環器疾患

喫煙が原因と言い切れる循環器疾患については、前臨床段階(症状や発病する前の段階の病変がある段階)の動脈硬化・冠状動脈疾患・脳卒中・腹部大動脈瘤が挙げられています。喫煙によって血管の壁が損傷を受けて細胞の機能不全につながり、血液の成分も血栓形成に傾き、酸素運搬能が低下する(一酸化炭素が酸素と競合します)など複数の要素が循環器疾患との関連の背景に存在します。血管がぼろぼろになる・血液がどろどろになるという現象は、喫煙によっても大きく影響されます。

脂質異常症(実践・応用)

血液中の脂質の濃度が基準の範囲にない状態を脂質異常症といいます。動脈硬化性疾患にならないようにするためには、早期に脂質異常症を改善する必要があります。いずれの脂質も食事から摂取するだけでなく肝臓で作られて血液で全身に運ばれますから、摂取する栄養素の量と組み合わせを調整して対応しましょう。

心筋梗塞発症の危険因子:抑うつとストレス

急性心筋梗塞をはじめとする循環器疾患は、老化や高血圧・喫煙・肥満・糖尿病など全身血管の動脈硬化をきたす疾患が原因となっていますが、発症の引き金としてストレスやうつなどの影響が大きいことが知られています。成人病予防と同時に心の健康維持も循環器疾患の予防のためにとても大切です。

用語辞典

冠状動脈性心疾患 / CHD

心臓に血液を供給する冠動脈で血液の流れが悪くなり、心臓に障害が起こる病気の総称。

動脈硬化

動脈の血管が硬くなって弾力性が失われた状態。
内腔にプラークがついたり血栓が生じたりして血管が詰まりやすくなる。

脂質異常症 / 高脂血症

中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝に異常をきたした状態。「高脂血症」から2007年に名称が改められた。

ストレスマネジメント

ストレスとの上手な付き合い方を考え、適切な対処法をしていくこと。

心原性脳梗塞

心臓で作られた血栓が脳へ塞栓として運ばれ、脳梗塞を引き起こすこと。
突然発症して麻痺や意識障害が起き、死に至る場合もある危険な脳梗塞。