20世紀末から新たな保健上の課題に対して地球規模での対応が求められるようになり、WHOは当初から検討を進めていた「たばこ規制枠組条約」を策定し、2005年2月27日に発効しました。
日本において、2000年からの健康日本21(第1次)以降、健康増進法の改正をはじめとするさまざまなたばこ規制・対策が実施されています。しかし、2005年に発効したWHO「たばこ規制枠組条約」において求められている内容と比較すると、まだ十分でない点が多く、今後のさらなる取り組みが必要です。
政策決定者や政策担当者を対象とした政策提言用のファクトシートを作成しました。国・自治体・保険者等でのたばこ対策の推進に役立つファクトシート5種類と、わが国のたばこ規制の強化に役立つファクトシート6種類があります。