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たばこの基礎知識

たばこの形態

たばこにはさまざまな形態があり、世界の各地で用いられていますが、いずれにせよ葉たばこが材料となっています。ニコチンが含まれるだけでなく、乾燥・加工の過程ではニコチンの分解産物などが混ざります。また状況によっては耕作時の農薬などが残っている可能性があります。火をつけるつけないにかかわらず、ニコチン及び発がん性物質という点で、たばこはたばこといえるでしょう。

たばこの煙とその成分

たばこの煙の中では様々な「燃えかす」が生成され、これらは気体成分と微粒子成分とに分けることができます。「燃えかす」の中には、タールとして存在するような不完全燃焼の過程で生成される中間産物的な化合物が無数に含まれるほか、一酸化炭素・ニコチンといった身体に悪影響を及ぼす物質が含まれています。

たばこ史概略

たばこは本来南米に自生するナス科の植物で、15世紀コロンブスの“新大陸”発見以降、ヨーロッパへたばこと喫煙習慣がもたらされていきました。
社会的に問題になるのは、紙巻たばこの大量生産・消費の時代以降と言えます。20世紀半ばには喫煙とがんをはじめ健康影響が指摘され、20世紀末にはアメリカでのたばこ訴訟の流れなど世界的に状況は急展開を見せ、2005年にはWHOによるたばこ規制枠組条約が発効し、現在まさに国際協調のもとでたばこ対策が進められているところです。