厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

e-ヘルスネット

澤田 亨

澤田 亨 さわだ すすむ

早稲田大学 スポーツ科学学術院 スポーツ疫学研究室 教授

担当カテゴリ: 身体活動・運動

1983年福岡大学体育学部卒業。1985年順天堂大学大学院体育学研究科修了。博士(医学)。東京ガス株式会社人事部健康づくり担当者、国立健康・栄養研究所室長を経て、2018年に早稲田大学スポーツ科学学術院に教授として着任。体力と健康に関する研究に従事。専門はスポーツ疫学、公衆衛生学。

https://sites.google.com/site/sssawadalab/

健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023

「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」とは、厚生労働省が推進する「健康日本21(第三次)」における身体活動・運動分野の取組を推進するため、健康づくりに関わる専門家、政策立案者、職場管理者、その他健康・医療・介護分野における身体活動を支援する関係者を対象者として、身体活動・運動に係る推奨事項や参考情報をまとめたものです。

健康増進施設認定制度

健康増進施設認定制度とは、厚生労働省が国民の健康づくりを推進するため、適切な内容の施設を認定して普及を図る目的で行っている制度です。健康増進施設には、運動型健康増進施設、温泉利用型健康増進施設、温泉利用プログラム型健康増進施設の3類型があります。

標準的な運動プログラム

平成29年度~令和元年度 厚生労働科学研究「健康増進施設の現状把握と標準的な運動指導プログラムの開発および効果検証と普及啓発」によって作成された運動プログラムが、リーフレットとしてまとめられています。

メッツ / METs

運動強度の単位で、安静時を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかで活動の強度を示したもの。

呼気ガス分析

呼気中の酸素および二酸化炭素の濃度と容積を分析すること。

筋力・筋持久力

筋肉が一回の収縮で発揮する力と筋肉が繰り返し収縮し続ける能力。

片足立ちテスト

足の筋力やバランス機能を調べるための評価方法。

関節可動域 / ROM

各関節が運動を行う際の生理的な運動範囲。

ヘルスビリーフモデル

健康行動の促進要因として「脅威の認識」と「メリットとデメリットのバランス」を挙げる健康行動理論のひとつ。

身体活動

安静にしている状態より多くのエネルギーを消費するすべての動作。

健康運動実践指導者

健康増進を目的に作成された運動プログラムに基づいて、トレーニングの実践指導を行うことができる資格。

健康運動指導士

個々人の心身の状態に応じた安全で効果的な運動を実施するための運動プログラムの作成と指導をする者。

運動処方

健康づくりための運動について、頻度・強度・持続時間・運動の種類を規定すること。

健康スポーツ医

日本医師会が研修を行い、スポーツ競技者だけでなく一般生活者を含めた健康増進を目的に認定される資格。



開示すべきCOIはありません。