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健康運動実践指導者(けんこううんどうじっせんしどうしゃ)

健康増進を目的に作成された運動プログラムに基づいて、トレーニングの実践指導を行うことができる資格。

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健康運動実践指導者は、健康づくりのための運動指導ができる資格者です。医学的な基礎知識や運動生理学の知識などに基づいたジョギング・エアロビック・ダンス・ストレッチング・筋力/筋持久力トレーニングといった各種トレーニングの実践指導を行います。

健康運動実践指導者と認定されるには、健康・体力づくり事業財団が主催する健康運動実践指導者養成講習会を受講し、講義と実習によって運動の実践指導を行うための知識や技能を学んだ後、筆記・実技試験に合格することが必要です。受講資格は、体育系の短期大学や専修学校卒業生もしくは3年以上の実務経験者(健康づくりのための運動指導の知識・技能等の現場経験)などです。
資格取得後は、病院・老人福祉施設・保健所・民間健康増進施設などで指導やカリキュラムの作成にあたります。

(最終更新日:2019年7月30日)

澤田 亨

澤田 亨 さわだ すすむ

早稲田大学 スポーツ科学学術院 スポーツ疫学研究室 教授

1983年福岡大学体育学部卒業。1985年順天堂大学大学院体育学研究科修了。博士(医学)。東京ガス株式会社人事部健康づくり担当者、国立健康・栄養研究所室長を経て、2018年に早稲田大学スポーツ科学学術院に教授として着任。体力と健康に関する研究に従事。専門はスポーツ疫学、公衆衛生学。