足の筋力やバランス機能を調べるための評価方法。
片足立ちテストには目を閉じて行う閉眼片足立ちと、目を開けて行う開眼片足立ちがあります。
片足立ちテストは足の筋力やバランス機能を調べるのに適しており、短時間で簡単に測定が可能です。高齢者で長くできる人ほど歩行中に転倒しにくいという研究データもあることから、安全な歩行の指標に適しているとされています。
開眼片足立ちの測定は、壁から50cm程度離れた位置で壁に向かって素足で立ち、両目を開けたまま両手を楽に下げ、左右どちらかの足を前方に5cm程度上げる方法で行います。床に着けている「支持足」がずれるか、支持足以外の体の一部が床や壁に触れるまでの時間を最大一分まで測り、記録します。
(最終更新日:2019年7月30日)