日本医師会が研修を行い、スポーツ競技者だけでなく一般生活者を含めた健康増進を目的に認定される資格。
スポーツドクター制度のうち、日本医師会が認定した資格です。
現在日本では、日本スポーツ協会公認スポーツドクター・日本整形外科学会認定スポーツ医・日本医師会認定健康スポーツ医という3つのスポーツや運動に関連する制度があり、それぞれの団体が研修を行い、認定しています。
健康スポーツ医は3つの中では最も新しく、1991年(平成3年)度より設置されました。スポーツ競技者だけでなく、一般の人を含めた健康の維持・増進を目的としており、地域保健の中でのスポーツ運動指導・運動処方、学校保健・産業医活動の中での指導などといった役割を担っています。
日本スポーツ協会公認スポーツドクターおよび日本整形外科学会認定スポーツ医のカリキュラムとの間には互換性があり、基礎科目は相互に免除されます。また更新制度が設けられており、5年の認定期間中に、日本医師会が実施または承認した再研修会5単位以上受講・健康スポーツ医としての実践活動の双方を満たした医師は資格の更新ができることになっています。
(最終更新日:2019年7月30日)