飲酒した後に生じる、種々の程度の急性の精神的および身体的中毒症状。
家庭や社会生活上、著明な障害や苦痛を引き起こす飲酒の仕方で、かつアルコール依存症ではないもの。
アルコール・ハラスメントの略で、飲酒に関連した嫌がらせや迷惑行為、人権侵害を指す。
宴会などで周囲の注目の中、短時間にコップなど器一杯のアルコールを飲み干すこと。
1990年代初めに、世界保健機関(WHO)がスポンサーになり作成されたスクリーニングテスト。
現時点では「有害な使用」や「アルコール依存症」に該当しないものの、現状の飲酒を続けていくと、そのような問題を引き起こす可能性の高い飲み方を「危険な飲酒」と呼ぶ。
主に女性が家事をしながら飲酒することで、やめられなくなり依存症につながっていく行動パターン。
肝臓を休めるために週に1日以上飲酒しない日を設けることを推奨する目的で作られた造語。
薬物やアルコールといった外的な刺激によって抑制が効かなくなった状態のこと。
諸外国と同様に未成年者の飲酒は日本でも大きな社会問題となっている。日本では未成年者飲酒をモニターするために、中学生・高校生に対して1996年以降4年毎に大規模な全国調査を行っている。
1922年に制定され、未成年者(満20歳未満)*の飲酒の禁止などを規定した日本の法律。
ICD-10「精神および行動の障害: 臨床既述と診断ガイドライン」に定義されている、アルコール関連診断カテゴリーの一つ。アルコール依存症までには至っていないが、飲酒により精神的または身体的健康が損なわれている状況を指す。