自宅での禁煙を強力にサポートしてくれる、デジタル機器を使った新しい治療「禁煙治療用アプリ及びCO チェッカー」について紹介します。
「たばこをやめると太るから困る」と思われる方も多いことでしょう。確かに禁煙すると基礎代謝が落ち食欲が増加するため、通常は2~4kgの体重増加がみられます。加えて口寂しさやイライラを防ぐためにいつも以上に食べ過ぎてしまったり、通常以上に体重が増加することも考えられます。体重を気にしすぎて喫煙を再開してしまう方もいるので、体重を上手にコントロールすることは禁煙経過を観察するうえで欠かせない条件といえます。
2006年4月より禁煙治療に健康保険が適用されるようになりました。施設基準を満たした施設で、患者基準を満たす患者さんに対し、12週間に5回の禁煙治療に健康保険が適用されます。禁煙治療は貼り薬や飲み薬を使って、ご自分でされるよりもずっとラクにそして確実に禁煙できる方法です。
つらいと思われがちの禁煙も禁煙補助薬を用いることで、禁煙後の離脱症状が緩和され、比較的楽に禁煙することができるようになります。日本では禁煙治療に健康保険が適用されており、貼り薬のニコチンパッチと飲み薬のバレニクリンが使えます。また一般医療用医薬品としてニコチンガムとニコチンパッチが薬局・薬店で市販されています。
喫煙者が喫煙のメリットとして感じるストレス軽減効果は、あくまでニコチン切れによる離脱症状の緩和にすぎず、むしろ禁煙によって離脱症状から解放され、ストレスが低下して精神的健康度も改善することがわかっています。禁煙中のストレスを緩和するためには、禁煙補助薬を使うことのほか、ストレスマネジメントの方法を学んで実践することが大切です。
「家族が禁煙を開始するけど、どうやってサポートしたらよいんだろう?」そんな不安を持つ家族の方も多くいらっしゃることでしょう。また禁煙の離脱症状でイライラして当たられたりしないか、気にしていらっしゃる方もいるかもしれません。そんな禁煙挑戦者のご家族に、上手に禁煙をサポートするためのコツをお教えします。
禁煙を決意し禁煙に踏み切れた方に向けて、禁煙継続の秘訣を紹介します。一度禁煙を経験された方にはよくおわかりでしょうが、踏み切ることができても継続が難しいのが禁煙です。再喫煙のリスクを想定して対策を立てるようにしましょう。
今すぐ禁煙しよう!と思っている方に、禁煙開始7日前からはじめる「禁煙をスムーズにさせるためのコツ」があります。禁煙の準備やたばこを吸いたくなったときの対処法など、自己流にちょっとプラスするだけで役立つ知識を紹介します。
「たばこが身体に悪いことはわかっている。やめたいとは思うが今はまだやめられない。」と考えている方に、少しでも前向きに禁煙を考えられるような情報を提供します。
開示すべきCOIはありません。