身体活動に合わせて適切にエネルギーや栄養素を摂取するための考え方や注意点について紹介しています。また、特定保健指導におけるエネルギー調整についても記載しています。
※本シートは厚生労働省のホームページに掲載されています。
健康の保持・増進のためには、エネルギー収支バランスを適切に保ち、必要な栄養素を過不足なく摂取することが基本となります。また、身体活動量に応じて、エネルギーや栄養素の必要量が変動します。
エネルギーや栄養素は、食事から摂取することから、必要な栄養素等の種類と量を確保するために、食事を整えることが必要となります。何をどれだけ食べたらよいかの基本は栄養素のバランスであり、必要な量は、食事摂取基準[2]として示されているので、参考にしましょう。
運動不足は、体たんぱく質異化(分解)状態を招き、適度の運動は食事性たんぱく質の利用を高めます。一方、激しい運動は、たんぱく質分解を亢進させることから、運動強度に応じてたんぱく質必要量は U字型を描く[3]と言われています。
なお、慢性腎臓病(CKD)においては、たんぱく質摂取が腎機能の低下を促進させる危険性があるため、一般的に腎機能が低下している場合は、たんぱく質制限が行われます。また、高血圧症や糖尿病等の疾患を有している者や高齢者においては、潜在的に腎機能が低下している可能性もあることから、かかりつけの医師に相談することが必要です。
健康づくりのためには、身体活動と食事を組み合わせることが重要です。体脂肪1kgを減らすために必要なエネルギー量は約7,000kcalであり、特に、肥満の方の場合は、身体活動による消費と食事で摂取するエネルギー量を調整することで、計画的に減量を図ることが必要です。
肥満の方もやせの方も、体重や体組成に変化がなければ、エネルギー摂取量とエネルギー消費量は等しいと考えられます。
(最終更新日:2024年5月7日)