う蝕=むし歯。歯の硬組織の表面が細菌の酸産生により崩壊され、エナメル質やセメント質から象牙質へと進行し、実質欠損を形成する代表的な歯の疾患。
歯周炎=歯槽膿漏。思春期から発症し、成人ではほぼすべての人に何らかの兆候が認められる。近年、糖尿病や肺炎など全身疾患のリスク因子として注目されている。
歯と歯ぐきのあいだが、プラークの細菌により炎症をおこし深くなった溝のこと。
プラークが石灰化して硬くなったもの。歯科医で定期的に除去することが必要。
耳下腺、顎下腺、舌下腺の左右3対といくつかの小唾液腺から分泌されている。
地域の歯周疾患の状態を示す指標で、国内外で広く用いられている。
ストレスや薬の副作用などで口の中が乾燥する状態。他の疾患の一症状として現れることもある。
進行すると口の中がう蝕や痛みなどを引き起しやすい環境となる。
細菌などの微生物が形成する薄い層の総称
正式にはデンタルプラークという。