厚生労働省 / 健康局 健康課 栄養指導室 栄養調査係
このたび、平成28年10~11月に実施した「国民健康・栄養調査」の結果を取りまとめましたので、公表します。
平成28年調査は、平成24年以降2回目となる拡大調査を実施し、毎年実施している基本項目に加え、重点項目として、糖尿病有病者等の推計人数及び体格や生活習慣に関する地域格差を把握しました。
糖尿病有病者と糖尿病予備群はいずれも約1,000万人と推計
・糖尿病が強く疑われる者(糖尿病有病者)、糖尿病の可能性を否定できない者(糖尿病予備群)はいずれも約1,000万人と推計。(8頁:図2)
・糖尿病予備群は、平成9年以降増加していたが、平成19年以降減少。
体格及び生活習慣に関する状況は、都道府県の上位群と下位群で有意な差
・体格(BMI)及び主な生活習慣の状況について、都道府県別に年齢調整を行い、高い方から低い方に4区分に分け、上位(上位25%)群と下位(下位25%)群の状況を比較した結果、BMI、野菜摂取量、食塩摂取量、歩数、現在習慣的に喫煙している者の割合(男性)で、それぞれ上位群と下位群の間に有意な差。(10頁:表3)
・平成24年調査と平成28年調査を比較したところ、都道府県の格差は、男性の野菜摂取量及び男女の食塩摂取量で縮小。
受動喫煙の機会は「飲食店」が最も高く4割超
・受動喫煙の機会を有する者の割合について場所別にみると、「飲食店」では42.2%と最も高く、次いで「遊技場」では34.4%、「職場」では30.9%。 (30頁:図33)
高齢者の女性における低栄養傾向の者の割合は、この10年間で有意に増加
・65歳以上の高齢者の低栄養傾向(BMI≦20 kg/m2 )の割合は、男性12.8%、女性22.0%であり、この10年間でみると、女性では有意に増加。(17頁:図8-1)
PDF 結果の概要(PDF:1,665KB)
PDF 別紙「都道府県別結果の年次比較(平成24、28年)」(PDF:367KB)
厚生労働省
厚生労働省の取り組んでいる「過労死ゼロ」を実現するためについて紹介しているウェブサイトです。
厚生労働省 / 労働基準局 安全衛生部 労働衛生課 産業保健支援室
厚生労働省では、10月1日から始まる全国労働衛生週間に先だち、本日、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」に、新しいコンテンツ「ポジティブ・シェアリング~やってみよう・教えよう 疲れやストレスと前向きにつきあうコツ~」を追加しました。
ストレスを抱えすぎることなく、生き生きと仕事に取り組むためには、働く方一人ひとりが自らのストレスの状況に気づき、対処(セルフケア)をすることが大切です。
こうした観点から、新コンテンツ「ポジティブ・シェアリング」では、自分に適したセルフケアを見つけるきっかけとなるよう、日々の生活で溜まってしまう、心や体の疲れとの上手なつきあい方について、前向き(ポジティブ)に取り組んでいる著名人の方々の工夫やアイデアを紹介していくことにしました。また、こうしたアイデアを、職場の同僚やご家族、友人の間にも広めて欲しいという思いを込め「ポジティブ・シェアリング」という名称にしています。
厚生労働省
ポジティブ・シェアリング(ポジシェア)では、日々の生活で溜まってしまう心や体の疲れとの上手なつきあい方(セルフケア)について、多忙な毎日を送るタレント、歌手、役者、芸人といった著名人の方々にインタビュー。
好きなこと・もの、大切な人、考え方やものごとの捉え方など、普段の生活の中でできる工夫やちょっとしたアイデアをお届けします。
読み物として楽しんでいただくことはもちろん、自分に合った方法やできそうなことを見つけて、友達や家族に教えたり、一緒に試したり。
そんな、前向きなつながりをみんなで広げていくことを目的としています。
厚生労働省 / 医薬・生活衛生局 監視指導・麻薬対策課
厚生労働省と都道府県では、今年10月1日(日)~11月30日(木)までの2か月間、麻薬・覚醒剤乱用防止運動を実施します。
この運動は、麻薬、覚醒剤、大麻、シンナー、危険ドラッグ等(以下「麻薬・覚醒剤等」という。)の薬物乱用による危害を広く国民に周知し、国民一人一人の認識を高めることにより、薬物乱用の根絶を図ることが目的です。
PDF 平成29年度麻薬・覚醒剤乱用防止運動地区大会予定表(厚生労働省と県の共催)(PDF:68KB)
PDF 平成29年度麻薬・覚醒剤乱用防止運動(都府県主催大会予定表)(PDF:64KB)
PDF 平成29年度麻薬・覚醒剤乱用防止運動ポスター(PDF:963KB)
PDF 平成29年度麻薬・覚醒剤乱用防止運動実施要綱(PDF:79KB)
PDF 覚醒剤事犯者・大麻事犯者の推移(PDF:136KB)