厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

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身体活動・運動 / エネルギー代謝のしくみ

アデノシン三リン酸 / ATP

筋肉の収縮など生命活動で利用されるエネルギーの貯蔵・利用にかかわる。
「生体のエネルギー通貨」と呼ばれる。

筋グリコーゲン

筋肉に蓄えられる糖の一種で、筋肉の収縮のためのエネルギー源となる。

クレアチンリン酸 / CrP

リン酸化されたクレアチン。
骨格筋にとって重要なエネルギー貯蔵物質であり、分解することでリン酸を放出しADPからATPを再合成する。

呼吸鎖

生物が酸素を用いる好気呼吸を行うときに起こす細胞呼吸の3つの代謝のうちの最終段階。電子伝達系ともいう。

食事誘発性熱産生 / DIT

食事をした後、安静にしていても代謝量が増大すること。

乳酸

糖質が解糖系(嫌気的代謝)で代謝・分解されてできる生成物。
身体の中では筋肉でエネルギーを作るとき、糖(グリコーゲン)が分解されてできる。