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関口 敦

関口 敦 せきぐち あつし

独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 行動医学研究部 室長

担当カテゴリ: 休養・こころの健康

2000年東北大学医学部卒業。2000年より山形市立病院済生館・内科研修医。2002年より九州大学心療内科・研究生。2003年より国立精神・神経センター国府台病院・心療内科レジデント。2009年東北大学医学系研究科博士課程修了(医学博士)。2009年より東北大学加齢医学研究所・博士研究員、2012年同・助教。2012~15年東北大学東北メディカル・メガバンク機構講師、2015年同・准教授。現在、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所行動医学研究部室長、摂食障害全国支援センターセンター長、東北大学教授。

摂食障害:神経性やせ症(AN)と神経性過食症(BN)

摂食障害は、主に、極端な食事制限と著しいやせを示す『神経性やせ症(AN:Anorexia Nervosa)』と、むちゃ喰いと体重増加を防ぐための代償行動(嘔吐や下剤乱用など)を繰り返す『神経性過食症(BN:Bulimia Nervosa)』の2つのタイプに大別されます。いずれも、若年女性の発症が多いとされていますが、男女問わず、また年齢に関係なく発症する可能性があります。早期発見と適切な治療が重要で、周囲の理解とサポートも、回復への大きな助けとなります。



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