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松本 俊彦

松本 俊彦 まつもと としひこ

国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長

担当カテゴリ: 休養・こころの健康

1993年佐賀医科大学卒業。横浜市立大学医学部附属病院にて初期臨床研修終了後、国立横浜病院精神科、神奈川県立精神医療センター、横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経センター精神保健研究所の司法精神医学研究部室長、同自殺予防総合対策センター副センターなどを経て、2015年より現職。2017年より国立精神・神経医療研究センター病院薬物依存症センターセンター長を兼務。現在、日本精神科救急学会理事、日本社会精神医学会理事、日本アルコール・アディクション医学会理事、日本学術会議アディクション分科会特任連携委員。
主著に、『自分を傷つけずにはいられない~自傷から回復するためのヒント』(講談社, 2015)、『もしも「死にたい」と言われたら~自殺リスクの評価と対応』(中外医学社, 2015)、『薬物依存症』(筑摩書房, 2018)、『誰がために医師はいる~クスリとヒトの現代論』(みすず書房, 2021)などがある。

薬物依存

覚せい剤・有機溶剤・大麻などの薬物の乱用は、依存や中毒を引き起こします。依存が形成されると、意志だけでは薬物使用を止めることができません。急性・慢性の中毒は精神症状や様々な臓器障害として現れます。薬物依存からの回復には長い時間がかかり、相談機関や医療施設・自助グループ・民間リハビリ施設など多くの機関の連携が必要です。


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