厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

e-ヘルスネット

たばこの形態

たばこにはさまざまな形態があり、世界の各地で用いられていますが、いずれにせよ葉たばこが材料となっています。ニコチンが含まれるだけでなく、乾燥・加工の過程ではニコチンの分解産物などが混ざります。また状況によっては耕作時の農薬などが残っている可能性があります。火をつけるつけないにかかわらず、ニコチン及び発がん性物質という点で、たばこはたばこといえるでしょう。

twitterでシェアする

facebookでシェアする

今日、日本でたばこといえば、白いフィルターのついたタバコ製品を誰もがイメージします。これは紙巻きたばこ・シガレットといわれる種類のものです。 しかしながらタバコにはさまざまな形態があり、世界の各地で用いられています。

葉巻・シガー
乾燥・加工した葉たばこを巻いたもの。大きさ(長さや太さ)が多様。
水パイプたばこ
火をつけたたばこからの煙を水をくぐらせて吸うもの。装飾的な器具を用い、まわしのみなどをする。中東、東欧で用いられており、近年広がりを見せている。
パイプ・キセル
乾燥させきざんだ葉たばこを詰めて火をつけ吸うもの。
自分で巻くたばこ
紙巻たばこの中身だけが袋に詰まっており、自分で紙で巻いて火をつけて吸うもの。
噛みたばこ
葉たばこに豆や石灰などを混ぜくるんだものを噛む、または乾燥させた葉が製品化されておりそれを噛むもの。ガムの中に葉たばこを練りこんだ製品もある。
嗅ぎたばこ
粉末を吸う、あるいは乾燥・加工した葉たばこをあらかじめ湿らせ小さな布袋に入れて製品化したものを歯茎の裏などに置き用いるもの。

※噛みたばこや嗅ぎたばこは、火をつけて吸うものではないため無煙たばこと言われていますが、アメリカや北欧の国ではそれなりに用いられているところがあります。昔の大リーグで選手が大量に吐き出しているものは噛みたばこが多かったようです。また北欧の人気漫画ムーミンの人気キャラクター、スナフキンの語義は「かぎたばこをかぐ者」という意味だそうです。

いずれにせよどれも葉たばこが材料なので、ニコチンは含まれます。それだけでなく乾燥・加工の過程でニコチンの分解産物などが混ざり、また状況によっては耕作時の農薬などが残っている可能性があり、火をつけるつけないにかかわらず「ニコチン及び発がん性物質」という点で、たばこはたばこといえるでしょう。

また吸い込む深さなどから、がんのできやすい部位は異なります。葉巻やパイプでは深く吸えないので、肺より口や鼻・のどでがんのリスクが高まりますし、唇や舌のがんもリスクが高まります。また水パイプのまわしのみではウイルス感染などの別のリスクもあります。