運動・活動量の単位で、運動強度の指標であるメッツ(METs)に活動時間(時)をかけた量の単位。
健康づくりのための運動指針2006(エクササイズガイド2006)において、身体活動・運動・生活活動の量の単位として定義されました。運動・活動強度の指標であるメッツ(METs)に活動時間(時)をかけたものです。正式にはメッツ・時(METs・時)と言いますが、専門家でない人に少しでも親しんでもらえるようにと言うことで、エクササイズと命名されました。
エクササイズで運動・活動量を評価する利点は、体重の違いに影響されず運動・活動量を表現することができること、次にエクササイズ×体重×1.05という式でkcalで表されるエネルギー消費量にすぐに換算できることです。すなわち、週あたり23エクササイズの身体活動を体重80kgの人が実践する場合、23×80×1.05=1932kcalのエネルギーを消費すると計算できます。