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湯浅 秀道

湯浅 秀道 ゆあさ ひでみち

独立行政法人 国立病院機構 豊橋医療センター 歯科口腔外科 医長

担当カテゴリ: 歯・口腔の健康

1989年愛知学院大学歯学部歯学科卒業。92年日大垣市立大垣市民病院歯科口腔外科、95年愛知学院大学歯学部歯科放射線学講座助手、98年名古屋市立城北病院歯科口腔外科副部長、2001年東海産業医療団中央病院歯科口腔外科医長、08年東海市立東海市民病院分院歯科口腔外科部長を経て、11年より現職。日本医療機能評価機構診療ガイドライン作成支援小部会委員、日本歯科医学会診療ガイドラインライブラリー収載部会委員、日本顎関節学会 診療ガイドライン作成委員会委員。

顎関節症の治療(概論)

顎関節症の治療は、初期治療として理学療法・スプリント療法・マイオモニター治療・薬物療法・冷罨法(れいあんぽう)などの治療法があります。残念ながらどの治療法が最も効果的であるかのエビデンスは少ないのが現状です。顎関節症の治療は、各医療機関で異なる場合が多いため日本顎関節学会による診療ガイドラインがあります。また治療法も医療機関受診後最初に行われる初期治療(一次治療)と、それらの治療で改善されない場合の手術などの治療があります。ここでは、初期治療を中心に説明を行います。

顎関節症とは(特徴・分類など)

顎関節症とは、顎(あご)の関節とその顎に関連する筋肉=咀嚼筋(そしゃくきん)の病気です。顎の関節と咀嚼筋の問題が混在しているため、混乱されることも多くなっています。咬み合わせが直接の原因ではありませんが、関節の位置などが咬み合わせによって変化するため、診断・治療には、咬み合わせがよくわかっている必要があります。