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副流煙(ふくりゅうえん)

たばこを吸う際に発生する煙のうち、たばこの先端の燃焼部分から立ち上る煙のこと。

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たばこの煙は、喫煙者の口を通して吸い込まれるものを主流煙と呼び、先端の点火部分から立ち上る煙を副流煙と呼びます。

副流煙に含まれる化学物質は、主流煙に含まれる成分とほぼ同じですが、主流煙よりも多くの有害化学物質を含むことがわかっています。
喫煙者が紙巻たばこ1本を吸った際には、その30~40%が主流煙となるのに対し、50~60%は副流煙の発生源となります。

また、一般的に副流煙は発生直後から環境中の空気で希釈されるため、主流煙をすべて吸い込む喫煙者と受動喫煙者を比べると、受動喫煙者のほうが有害性が低くなると考えられます。しかし、空間の狭い車両中などでは副流煙の曝露量が多くなるなど、受動喫煙の健康影響は環境によって大きく変化します。

(最終更新日:2018年06月26日)

中村 正和

中村 正和 なかむら まさかず

公益社団法人 地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センター センター長

1980年自治医科大学卒業。労働衛生コンサルタント、日本公衆衛生学会認定専門家、厚生科学審議会専門委員、日本学術会議連携会員。専門は予防医学、健康教育、公衆衛生学。研究テーマはたばこ対策とNCD(生活習慣病)対策。厚労科研研究班代表者として、たばこ政策研究に従事。研究成果をもとに禁煙治療の保険適用、たばこ価格政策、健康日本21における喫煙の数値目標の設定、特定健診における禁煙支援の強化等の政策実現に貢献。