たばこを吸う際に発生する煙のうち、喫煙者が口から直接吸い込む煙のこと。
喫煙時にたばこから直接口に入ってくる煙のことを主流煙といいます。
これに対し、たばこの先端から立ちのぼる煙を副流煙といいます。
燃焼温度の違いから主流煙と副流煙の組成は若干異なっています。
フィルターを通った煙は粒子成分と気相成分(ガス成分)に分けられます。粒子成分には主にニコチンやタールなどが含まれ、気相成分には一酸化炭素・一酸化窒素・アンモニア・ホルムアルデヒドなどの刺激性物質、たばこ特異的ニトロソアミン類やベンゼンなどの発がん性物質、その他毒性を持つ物質が多数含まれています。
(最終更新日:2018年11月01日)