肝臓に過剰な脂肪が蓄積された状態。要因として多量飲酒や肥満があり、放置すると肝炎や肝硬変などを引き起こす。
摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ると、余分なエネルギーが脂肪として体内に蓄積されます。その一部は肝臓にも貯蔵され、病理組織学的に構成する肝細胞の5%以上の細胞の中に脂肪がたまっている状態を脂肪肝といいます。
原因の多くは、アルコールの多量摂取(アルコール性脂肪肝)あるいは不規則な生活習慣を背景とした肥満(非アルコール性脂肪肝)です。しかし、一部は遺伝的な原因等でも発症し、肥満でないのに脂肪肝になる場合もあります。
(最終更新日:2024年5月27日)