ヘモグロビンにグルコースが非酵素的に結合した糖化蛋白質である糖化ヘモグロビンの1つ。
糖尿病の過去1~2カ月のコントロール状態の評価を行う上での重要な指標。
赤血球の中にあるヘモグロビンA(HbA)にグルコース(血糖)が非酵素的に結合したもので、健康診断や検査では、HbA1cとも表記されます。ヘモグロビン全体に対する割合(%)として表されます。
食事から採血までの時間の影響を受けやすい血糖値と比較して、そうした影響を受けにくく、過去1~2カ月の平均的血糖値を反映することが知られています。糖尿病の早期発見や血糖コントロール状態の評価に有用な検査指標です。
(最終更新日:2023年06月20日)