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体脂肪率(たいしぼうりつ)

体重に占める体脂肪の比率。肥満の判定基準には、国際的にもわが国においてもBMI(体格指数)が用いられており、体脂肪率は用いられていない。

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体脂肪率は、体重に占める体脂肪の比率をパーセントで表したものです。

体脂肪量の測定・推定には、さまざまな方法があります。一般家庭にも広く普及している測定機器は、生体電気インピーダンス法(体に微弱な電流を流して電流の流れやすさの程度を計測して体脂肪率を推定する方法)を用います。しかし、体の水分量や機種による違いに影響を受けるため、正確性が課題となります。

疫学調査などでは、体脂肪量と強く相関するBMIが代替指標として用いられます。体脂肪率と生活習慣病との関係についての疫学調査は、BMIなどと比べると実施がしづらいこと、必ずしも精度の高い研究結果が得られているわけではないことなどにより、現時点では体脂肪率の基準値は決まっていません。

(最終更新日:2024年5月28日)

有屋田 健一

有屋田 健一 ありやだ けんいち

筑波大学大学院人間総合科学学術院 社会健康医学

2014年広島大学医学部医学科卒業。日本脳神経外科学会専門医。日本脳卒中学会専門医。

参考文献

  1. 日本肥満学会編.肥満症診療ガイドライン2022.ライフサイエンス出版,2022.