肉や魚・食用油など食品中の脂質や、体内の脂質の大部分を占める物質。
中性脂肪は肉や魚・食用油など食品中の脂質や、体内に存在する脂質の1つです。体内の脂質の9割を占めています。
中性脂肪は重要なエネルギー源であり、ビタミンの吸収を助けたり、必須脂肪酸(体内で合成されない脂肪酸)を摂取するという点においても不可欠なものです。しかし、とりすぎると体脂肪として蓄えられて肥満を招き、心筋梗塞などになりやすくなります。
血液中の中性脂肪値は特定健診の検査項目に含まれており、空腹時150mg/dⅬ以上、随時175mg/dⅬ以上になると「高TG(トリグリセライド)血症」とされます。詳細は「脂質異常症」を参照してください。
(最終更新日:2024年7月18日)