ヘルスビリーフモデルは代表的な健康行動理論の一つで、人が健康によい行動を行う可能性を高める主な要因として以下の2つを挙げています。
- (1)脅威の認識
- このままでは「まずい」という危機感を感じることで、そのような危機感を感じるには以下の「可能性」と「重大さ」の両方を認識する必要があります。
可能性の認識:このままだと、自分が病気や合併症になる可能性が高いと感じること
重大さの認識:自分が病気や合併症になったとしたら、その結果が重大であると感じること(健康面・経済面・社会面などで) - (2)メリットとデメリットのバランス
- 健康によい行動を行うことのメリットと、その行動を行うことのデメリット(コストや妨げ)をはかりにかけた時に、メリットの方が自分にとって大きいと感じること
(最終更新日:2019年7月30日)