震災直後の不眠にどのように対処するか
被災地以外の一般の方々の場合

震災後の不眠は被災地以外の方々にも生じます。繰り返しTV等で流れる震災報道が脳裏から離れず、夜中に不安を感じて寝つかれない夜を過ごした方も少なくないでしょう。先述の通り、震災後の4週間(~8週間)にみられる不眠はあまり心配する必要はありません。不眠を悪化させないように、一般的な不眠対処法を試みてください(「快眠のためのテクニック」 「快眠と生活習慣」)。被災されておらず、日常生活に大きな変化が無く、また就寝環境も整っているのであれば、不眠症状は徐々に改善してゆくでしょう。

また、子供たちにも不眠はあります。特にTV等で繰り返し流される衝撃的な被災地の映像は子供の精神面に深刻な影響を残すと指摘されています。なるべく子供前で震災の話はしない、安心感をもたせる話しかけをしてあげてください。

快眠スキルを試しても不眠が改善しない場合(慢性不眠症)の対応を以下のページでご説明しています。