厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

e-ヘルスネット

インスリン(いんすりん)

膵臓から分泌されるホルモンの一種。糖の代謝を調節し、血糖値を一定に保つ働きを持つ。

twitterでシェアする

facebookでシェアする

インスリンは膵(すい)臓から分泌されるホルモンの一種です。
膵臓にはランゲルハンス島(膵島)と呼ばれる部位があり、その中のβ細胞から分泌されます。

食後に血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が上昇すると、膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンが細胞の受容体に結合すると、細胞は血液中のブドウ糖を取り込み、エネルギー源として利用します。余ったブドウ糖はインスリンの働きによりグリコーゲンや中性脂肪に合成され蓄えられます。これらの作用により血糖値が下がります。このように、血糖値を下げる働きをするホルモンはインスリンだけです。

(最終更新日:2024年5月27日)

木村 仁美 きむら ひとみ

筑波大学大学院人間総合科学学術院 社会健康医学

筑波大学医学群医学類卒業。日本医師会認定産業医, 健康スポーツ医。社会医学系専門医。日本移植学会移植認定医。

参考文献

  1. 矢﨑義雄、小室一成.内科学第12版.朝倉書店.2022
  2. 日本糖尿病学会.糖尿病治療ガイド2022-2023 日本糖尿病学会編・著.2022