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食品添加物(しょくひんてんかぶつ)

食品の製造過程または、食品の加工・保存の目的で使用される保存料・甘味料・着色料・香料などの総称。

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食品添加物とは、食品の製造過程または、食品の加工・保存の目的で添加される物質のことです。
風味や色合いを良くするために使われる甘味料・着色料・香料、保存のために用いられる保存料や酸化防止剤、豆腐を固めるにがり(塩化マグネシウム)、その他乳化剤や増粘剤などがあり、化学的に合成されたものだけではなく天然の物質もあります。

食品添加物は、食品衛生法によりその定義や基準・規格などが、食品表示法で表示の基準・表示方法が定められ、厚生労働大臣が定めたもの以外は原則として製造・輸入・使用・販売ができません。
指定対象の中には指定添加物(ソルビン酸・キシリトールなど455品目)と既存添加物(クチナシ色素・柿タンニンなど365品目)があります。指定対象外で例外的に使用が認められるのは天然香料(バニラ香料・カニ香料など約600品目)と一般飲食物添加物(羊羹を固めるのに用いる寒天・着色のためのイチゴジュースなど、一般に飲食に供されるもので添加物として使用されるもの、約100品目)だけです。(平成30年7月3日現在)

食品に使用した添加物は原則としてすべて物質名、必要なら用途名を記載しなければなりません。またその安全性については食品安全委員会において科学的データに基づいて審議されています。

(最終更新日:2019年6月14日)

由田 克士

由田 克士 よした かつし

大阪市立大学大学院 生活科学研究科 食・健康科学講座 教授

博士(医学)、博士(栄養学)、管理栄養士、健康運動指導士。金沢医科大学病院栄養部、ノートルダム清心女子大学人間生活学部講師・助教授、独立行政法人国立健康・栄養研究所健康・栄養調査研究部室長(厚生労働省健康局栄養技官併任)等を経て、2010年4月より現職。地域・職域における栄養・食生活の改善、循環器疾患予防と栄養素摂取の関連、日本人の食事摂取基準の活用、食事評価法、出生時体重やその後の発達に関与する要因の検討などを研究テーマとしている。