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適正負荷(てきせいふか)

メディカルチェックを行ない導き出される各個人にあった運動の強さ。

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安全で効果的な運動を行なうためには、各個人にあった運動の種類・強さ・持続時間・頻度等の適正負荷と運動時の注意点等を知ることが必要です。これらは運動負荷試験(心電図)等のメディカルチェックの結果から運動処方という形で示されます。

運動処方とは、運動による効果を最大限引き出し、かつ運動による障害を起こさない方法を、各個人の身体状況や体力に合わせて示すことです。たとえば運動負荷試験(心電図)で血圧や心拍数を測定することにより、血圧や脈拍が上がり過ぎず、身体に過度の負担をかけず、なおかつ運動効果を高める強さ(負荷量)を探し出します。その結果を心拍数や自転車負荷の値等によって示します。また筋力トレーニングについても、種類や強さ、回数等について処方することができます。

運動を開始するときだけでなく、継続して運動している場合にも定期的に運動処方を修正し、適正負荷を確認することが大切です。