特定の集団において、朝食を摂る習慣のない人の割合。
集団の中で朝食を摂る習慣のない人の割合のことを指します。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」の経年変化によると、成人における朝食の欠食率は平成19年以降、男性15%程度、女性10%程度で推移しています。年齢階級別にみると、男女とも20歳代で最も高く、年齢階級が上がるのに従い低下する傾向が認められます。なお、ここで言う 「欠食」とは、「菓子、果物、乳製品、嗜好飲料などの食品のみの場合」、「錠剤などによる栄養素の補給、栄養ドリンクのみの場合」、「何も食べない」に該当した場合をいいます。
国の「第3次食育推進基本計画」(平成28年3月)では、朝食を欠食する国民の割合の減少を目標のひとつに掲げています。平成32(2020)年度までに、平成29年度に4.6%だった子供の朝食欠食率を0%に、また平成29年度に23.5%であった若い世代の朝食欠食率を、15%以下にすることを目標としています。
(最終更新日:2019年6月14日)