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低タールたばこ(ていたーるたばこ)

一定の測定条件下で煙に含まれるタールの量が少なくなるよう、フィルター部分の工夫などにより調節されたたばこ。

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機械を用いたある一定の測定条件の下で、たばこ煙に含まれるタールの量を測定した場合、吸入されるタールの量が少なくなるよう、フィルター部分で空気の入る量を多くするなどの工夫が施されたものです。そうして測定されるニコチン、タール量は、パッケージに表示されていますが、それが低いものがそのように呼ばれています。日本でも、メーカーが銘柄ごとにニコチン・タール量を調節しており、測定されたニコチン・タール量を表示することが義務づけられています。一般的にこれらの銘柄には「マイルド」「ライト」などの名称が用いられていますが、健康への影響が軽いという意味では決してなく、誤解をまねくことばです。

しかし普段の銘柄からニコチン・タール量の少ない銘柄に変更すると、喫煙者は自分が必要とするニコチン量を得られるよう喫煙本数や回数を増やしたり、煙をより深く吸い込むこといったことで無意識のうちにたばこの吸い方を調節してしまうことがあります。これを補償喫煙といいます。このため、「低タールたばこ」に銘柄を変更することによってタールを吸入する量が少なくなるとは一概にいえません。「マイルド」「ライト」、機械の測定値などを誤解しないようにしましょう。