厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

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介護予防サービス(かいごよぼうさーびす)

予防を重視した介護保険制度の見直しにより、2006年からスタートした高齢者の生活機能の低下を防止するためのサービス。

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介護保険制度の発足後5年間をふりかえった結果、介護保険サービスが必ずしも要介護の改善や悪化防止につながらなかったことが明らかとなりました。そこで2006年に全般的な見直しとともに、予防重視へと大きく舵がきられ、介護予防サービスがスタートしました。

本事業は健康な一般高齢者や生活機能低下のリスクがある特定高齢者を対象とする「地域支援事業」と要支援1、2の高齢者を対象とする「新予防給付」に分けられます。従来の介護保険サービスが要介護(要支援)者だけを対象としていたのに対し、介護予防サービスはほとんど全ての高齢者を対象として生活機能の低下防止を図ることを最も大きな特徴としています。なかでも運動器の機能向上、栄養改善、口腔機能の向上の3つが重点課題とされました。