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ウエスト周囲径(うえすとしゅういけい)

へその高さで計る腰回りの大きさ。内臓脂肪の蓄積の目安とされ、メタボリックシンドロームを診断する指標のひとつ。

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へそのまわりのサイズのこと。
2008年4月から「特定検診・特定保健指導」の制度が実施され、40歳から74歳までの男女を対象に内臓脂肪型肥満に焦点をあてた検診が行われています。なかでも内臓脂肪の蓄積の目安となるのがウェスト周囲径です。男性の場合ウェストサイズが85cm以上、女性の場合は90cm以上としています。この数値は内臓脂肪の断面積が100cm2に相当します。

内臓脂肪の蓄積のほか、高脂血症・高血圧・高血糖の3つの項目のうち2つ以上満たしているとメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と診断されます。

正しい測定方法は、なるべく空腹時に両足を肩幅に開き両腕を自然に垂らし、軽く息を吐き出しリラックスした状態で、腰の一番細いところではなく、へそのまわりを水平に計ることが大切です。