厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

e-ヘルスネット

死の四重奏(しのしじゅうそう)

1989年にアメリカで提唱された概念。
上半身肥満・糖代謝異常・高中性脂肪血症・高血圧の4つが重なり、冠動脈疾患が起きやすい状態。

twitterでシェアする

facebookでシェアする

メタボリックシンドロームの概念のいわば前身で、上半身肥満・糖代謝異常(糖尿病)・高中性脂肪血症(高脂血症)・高血圧が合併した状態を指します。
1989年にアメリカの研究者カプラン(Kaplan NM)によって提唱され、冠動脈疾患による死亡率が高く、まさに死の序曲を奏でるという意味合いから「死の四重奏(The Deadly Quartet)」と呼ばれました。

メタボリックシンドロームの概念との違いが曖昧に紹介されることがよくありますが、メタボリックシンドロームでは糖代謝異常・脂質代謝異常・高血圧の上流に、それらの原因として内臓脂肪蓄積を置いている点が大きく異なります。

メタボリックシンドロームは、この死の四重奏をはじめシンドロームX・インスリン抵抗性症候群・マルチプルリスクファクター症候群などの一連の概念を最終的に整理したものといえます。なお特定健診・特定保健指導では、メタボリックシンドロームの和名表記の同義語として「内臓脂肪症候群」の呼称を用いています。