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過食(かしょく)

消費エネルギーに比して、食生活でとり入れる摂取エネルギーが過剰なこと。

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生活行動や運動、基礎代謝などで消費するエネルギー量に比して、食生活(アルコールや菓子類を含む)でとり入れる摂取エネルギーが多すぎる、いわゆる「食べ過ぎ」のことです。エネルギーの余剰分は体脂肪としてたくわえられるため、過食は運動不足とともに、肥満の主要な原因となります。

食欲をコントロールしているのは脳の視床下部にある摂食中枢で、満腹中枢が食欲にブレーキをかける役目をしていますが、何らかの要因で摂食中枢の調節機能が狂い、食欲をうまくコントロールできなくなると、過食をまねくと考えられます。

その要因としては、いわゆる「やけ食い」にみられるように、ストレスが大きな比重となっています。また夜遅く、就寝2~3時間前に夕食をとる生活が習慣化すると、脂肪細胞から分泌されるレプチンという生理活性物質がうまく働かなくなります。レプチンは満腹中枢に働きかけて食欲を抑制しますので、その作用不全は過食につながります。この現象は「夜食症候群」と呼ばれ、メタボリックシンドロームをまねきやすい生活習慣のひとつです。