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DV / ドメスティックバイオレンス(DV)

家庭内暴力とも呼ばれる。家族の間で行われる身体的または精神的虐待行為のこと。

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ドメスティック・バイオレンスとは、同居する近親者から受ける暴力行為のことですが、近年、DVと似た構造の恋人同士の暴力行為をデートDVとも呼びます。

身体的虐待(いわゆる暴行)、精神的虐待(罵り・蔑み・脅迫など)、性的虐待、社会的隔離(通信手段を奪う・軟禁)などといった形で行為が現れます。

被害者と加害者に経済的・心理的な劣等感からくる隷属関係、あるいは自己犠牲的な対人関係が出来ており、被害者がDVを受けていることを他言出来なかったり、他者に相談して別居の助言を貰ってもそれが実行出来ないことが被害を大きくすることも多々あります。

信頼していた肉親からDVを受けることによって、大きな心理的なトラウマが形成されてPTSDの症状が現れたり、心的ストレスから精神疾患(人格障害、統合失調症、うつ病、非定型精神病など)を患う危険性があります。
このため、緊急性を要する虐待に対する保護などだけではなく、DV発覚後の家庭環境の改善や被害者のメンタルケアなどを含めた長期間のサポートが必要となります。

近年、公的機関が積極的に介入しないと解決しないケースも増えてきたため、2001年「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(DV防止法)が施行され、警察も当事者同士で解決が困難場合は少ないながらも介入するケースが出て来ました。