yosi56 モルヒネ | e-ヘルスネット(厚生労働省)

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モルヒネ(もるひね)

アヘンから生成される麻薬性鎮痛薬。依存性が高く日本では麻薬に指定されている。

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ケシから採取されたアヘンより生成されるアルカロイドの1種です。

モルヒネは、麻薬の一種であり、強い依存性をもっています。そのため、法律でも、使用や所持、製造に対し厳しい規制が設けられています。
一方で、適切に処方や服用をした場合、依存は起こらず強い鎮痛効果を期待できます。医療では、疼痛をコントロールすることで、QOL(Quality Of Life)が向上したり、治療への意欲が増すことが期待され、がんによる疼痛など強い疼痛を緩和する目的で使用されています。
ただし、モルヒネの副作用として、便秘はほぼ100%、悪心嘔吐は40~50%の症例でみられると報告されています。