精神科救急に関する相談を受け付け、精神科専門職員が適切なアドバイスを提供する電話相談窓口。
国と都道府県からの補助金を受けて実施されている精神科救急医療体制整備事業の中で、入り口の電話相談を担当する窓口です。精神科救急に関するあらゆる相談を受け付け、緊急性を判断して、精神科救急担当病院への受診を指示するほか、当座どうすべきかの助言を提供するのが、本来の役割です。
精神保健福祉士や心理技術者、看護師など精神科専門職員が常時対応できることなど、いくつかの条件を満たせば、精神科救急情報センターとして国に認可され、運営補助金が支給されますが、認可されているのは全体の半数程度の都道府県です。
また、認可されていても、情報センターの設置場所や受け付け時間帯は都道府県によって異なります。電話番号を一般に公開していないところもありますが、消防や警察には公開していますから、精神科救急とわかれば、最終的にはつながるはずです。