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いびき / snoring(いびき)

睡眠中に鼻や喉などが狭まるため、呼吸に伴って出る音。

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イビキは「よく眠っている証拠」などと誤解されている場合がありますが、実はよく眠れない原因のひとつです。イビキは、睡眠中に鼻や喉など息を通すところ(気道といいます)が狭くなり、ここを無理矢理息を通すために気流が乱れ、鼻や喉が振動して出る音です。イビキがあるということは、睡眠中に呼吸をするために余計な労力が必要ということですから、多かれ少なかれ睡眠には悪影響があります。

上気道抵抗症候群といって、睡眠時無呼吸症候群のように呼吸が止まらないにもかかわらず重度のイビキがあり、深い睡眠がまったくとれなくなる病気もあります。
また習慣的にイビキをかく子供は、集中力に欠け学校の成績が低いという研究報告もあります。