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運動時発作的呼吸困難 / DOE(うんどうじほっさてきこきゅうこんなん)

日常生活の動作で、呼吸が息苦しく息切れがすること。肺や気管支系または心臓疾患が原因で起きる。

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呼吸困難とは、呼吸がしづらく息切れがしたり呼吸ができず息苦しい状態のことを言います。運動時発作的呼吸困難(DOE)とは、安静時にはなんともなくても階段を上がったり、坂道を登ったりなどの日常生活の動作や軽い運動で呼吸困難がでる症状です。労作時呼吸困難ともいいます。

肺や気管支系の疾患が原因でなりますが、心筋梗塞や狭心症など虚血性心疾患で起こることもあります。

肺は呼吸をすることで、身体に酸素を取り込み二酸化炭素を排出するガス交換のはたらきをしています。これは脳の延髄にある呼吸中枢によって調整されています。血液中の酸素濃度が低くなり、二酸化炭素濃度が上がると呼吸を速くするように指令をだします。

運動をすると、身体は酸素をよりたくさん必要とし、より多くの二酸化炭素を出すのですが、心臓や肺に疾患があると正常に機能されずに、少し運動をしただけでも酸素不足になり呼吸困難になるのです。悪化すると、安静時でも呼吸困難が起こることもあります。早めに病院での受診がすすめられます。