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水中ウォーキング(すいちゅううおーきんぐ)

水の中を歩くこと。通常はプールなどでトレーニングとして行われる。

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文字通り水の中を歩くことをいいますが、通常はスイミングプールなどで行われるトレーニングの方法を指します。陸上でのウォーキングに比べ、さまざまな利点があります。

まず水の浮力により腰や膝などの関節への負担が減った状態で行うため、体力が低下している人や高齢者、普段運動習慣のない人でも無理なく行えます。水圧によって血液の循環が良くなり、肩こりなどの改善も期待できます。
また水の抵抗に逆らって歩くため、ゆっくり歩いても筋力と心肺機能を強化することができます。水中で多くの熱が身体から奪われることもあわせ、エネルギーの消費量が多くなります。そのため余分な体脂肪を減らす効果も期待でき、生活習慣病の予防・改善にも役立つと考えられます。