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堀井 新

堀井 新 ほりい あらた

新潟大学大学院 医歯学総合研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野 教授

担当カテゴリ: 感覚器など

1989年徳島大学医学部医学科卒業。94年大阪大学大学院医学系研究科博士課程修了。97年大阪大学医学部耳鼻咽喉科助手。98年よりニュージーランド・オタゴ大学医学部薬理学教室visiting research staffとして、空間認知における前庭系の役割、前庭代償の分子生物学に関する研究に従事。2006年大阪大学医学部耳鼻咽喉科講師、09年市立吹田市民病院耳鼻咽喉科部長、13年国立病院機構大阪医療センター耳鼻咽喉科長、15年より現職。19年新潟大学医歯学総合病院病院長特別補佐、21年同院総合研修部長、22年日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会理事。Barany Society(バラニー学会:めまい最大の国際学会)Member、Barany Society心因性めまい診断基準作成委員会委員、American Neuro-otological Society(ANS:アメリカ神経耳科学会)Member、日本めまい平衡医学会理事、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会理事、日本頭頸部外科学会理事、日本耳科学会代議員。2010年Barany Society Young Scientist Award受賞、21年日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科教育・育成功労賞を受賞。専門は、めまい難聴、耳科手術、神経耳科学。

突発性難聴について

突然、耳の聞こえが悪くなり、耳鳴りやめまいなどを伴う原因不明の疾患です。40~60歳代の働き盛りに多くみられ、ストレスや過労、睡眠不足、糖尿病などがあると起こりやすいことがわかっています。聴力を回復させるには、早めに治療を開始することが重要です。

ヘッドホン難聴(イヤホン難聴)について

ヘッドホンやイヤホンを使い、大きな音量で音楽などを聞き続けることにより、音の振動を脳へ伝える役割をしている有毛細胞が徐々に壊れて起こる難聴です。少しずつ進行していくために初期には自覚しにくく、とはいえ失った聴覚は戻りません。大きすぎる音量で聞かない、長時間連続して聞かずに定期的に耳を休ませるなどの予防が重要となります。



開示すべきCOIはありません。