厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

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八木 稔

卒乳(断乳)時期とむし歯の関係

卒乳(断乳)の時期を逃したまま就寝時に母乳を与えること、ミルクや糖質を含む飲料を哺乳びんに入れて飲ませることは、特有のむし歯の症状を引き起こします。ただしむし歯の発症には多重の要因が関与しているため、卒乳(断乳)に関する適切な対応とむし歯予防の実践が求められます。

甘味(砂糖)の適正摂取方法

砂糖はむし歯のリスク・ファクターのひとつであり、摂取方法によってむし歯の有病状況に影響を与えるため、甘味(砂糖)摂取の総量を減らすこと、あるいはその摂取回数を減らすよう指導するべきです。ただしそのように指導しても明瞭な予防効果を得ることは困難であるため、他の予防手段を併用することが必要です。

水道水フロリデーション

水道水フロリデーションとは、むし歯を予防するために飲料水中のフッ化物濃度を歯のフッ素症の流行がなくむし歯の発生を大きく抑制する適正量(約1ppm)まで調整するという自然を模倣した方法です。現状のむし歯有病状況を半分以下にするという効果が確認されており、安全性と効果については専門機関が保証しています。