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稲垣 幸司

歯周病と全身の状態 糖尿病と歯周病の双方向性

糖尿病と歯周病は共に代表的な生活習慣病で、生活習慣要因として食生活や喫煙に関与します。糖尿病は喫煙と並んで歯周病の二大危険因子であり、一方歯周病は三大合併症といわれる腎症・網膜症・神経症に次いで第6番目の糖尿病合併症でもあり、両者は密接な相互関係にあります。しかし慢性炎症としての歯周炎をコントロールすることで、糖尿病のコントロール状態が改善する可能性が示唆されています。

歯周病と全身の状態 喫煙と歯周病の関係

喫煙は歯周病の二大危険因子のひとつで、喫煙と歯周病は密接に関連しています。そして口腔、特に歯周組織は、能動喫煙だけでなく受動喫煙・三次喫煙でも、直接悪影響を受ける最初の関門になります。また親の喫煙により、子供の歯肉にメラニン色素沈着として早期に高率にあらわれます。しかし適切に診断した上で、本人が禁煙もしくは周囲の受動喫煙がなくなれば歯周病は改善します。