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頭痛 : 30件の結果

「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」情報シート:働く人が職場で活動的に過ごすためのポイント

働く人(座って仕事をする時間が長い人)が職場で活動的に過ごすために、対策を講じるうえで参考になる理論モデルを詳しく説明しています。また、具体的な研究事例を紹介しています。

※本シートは厚生労働省のホームページに掲載されています。

情報評価委員 特別インタビュー 第3回 佐藤敏彦先生

Hb / 血色素量

鉄とたんぱく質が結びついた赤色素たんぱく質で赤血球に含まれる。
血液中に含まれるヘモグロビンの量を血色素量と呼ぶ。

人体に必要なミネラルの一種で、赤血球のヘモグロビンに多く存在する。不足すると貧血を起こす。

適応障害

日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態をいう。

自律神経失調症

更年期障害

心療内科

心理的原因から起る身体疾患を心身両面から総合的に診ていくための心身医学を実践する診療科。

睡眠相後退(前進)症候群

睡眠相後退症候群は入眠困難と覚醒困難が慢性的に持続し、睡眠相前進症候群は夕方の眠気や早朝覚醒を呈する。

概日リズム睡眠障害

体内時計の周期を外界の24時間周期に適切に同調させることができないために生じる睡眠の障害。

歯ぎしり

睡眠時や無意識のうちに強い力で歯と歯を摺り合わせることであるが、近年その定義が広がりつつある。

スプリント

顎関節症などの治療に用いられる、口の中に入れるプラスチックの装置(ボクサーのマウスピースを小さくしたような形)。

TDSニコチン依存度テスト

禁煙治療の保険診療で用いられる、ニコチン依存度テスト。ニコチン依存症管理料を算定するためには5点以上取る必要がある。

フラッシング反応

ビールコップ1杯程度の少量の飲酒で起きる、顔面紅潮・吐き気・動悸・眠気・頭痛などを指す。
2型アルデヒド脱水素酵素の働きが弱いひとに多くみられる。

2型アルデヒド脱水素酵素

アセトアルデヒドを分解する主要な酵素。日本人には酵素の働きが弱いひとが多く、少量の飲酒でフラッシング反応を起こし飲酒量が抑制される。

離脱症状

依存性のある薬物などの反復使用を中止することから起こる病的な症状。

禁煙補助薬バレニクリンの使い方

つらいと思われがちな禁煙を手助けしてくれる、飲み薬のバレニクリンの正しい使い方を紹介します。

*バレニクリンの一部のロットに不純物が混入したことが判明し、2021年6月から、バレニクリンの出荷停止が続いています。出荷再開までは、もう一つの医療用医薬品であるニコチンパッチを使って健康保険による禁煙治療を受けられます(「禁煙のおくすりってどんなもの?」参照)。禁煙外来にご確認、ご相談ください。

禁煙の準備 – 禁煙7日前から行う、禁煙のコツを教えます!《準備編》

今すぐ禁煙しよう!と思っている方に、禁煙開始7日前からはじめる「禁煙をスムーズにさせるためのコツ」があります。禁煙の準備やたばこを吸いたくなったときの対処法など、自己流にちょっとプラスするだけで役立つ知識を紹介します。

たばこ史概略

たばこは本来南米に自生するナス科の植物で、15世紀コロンブスの“新大陸”発見以降、ヨーロッパへたばこと喫煙習慣がもたらされていきました。
社会的に問題になるのは、紙巻たばこの大量生産・消費の時代以降と言えます。20世紀半ばには喫煙とがんをはじめ健康影響が指摘され、20世紀末にはアメリカでのたばこ訴訟の流れなど世界的に状況は急展開を見せ、2005年にはWHOによるたばこ規制枠組条約が発効し、現在まさに国際協調のもとでたばこ対策が進められているところです。

アルコール依存症の薬物療法

アルコール依存症の治療薬として、わが国で承認されている薬は2021年6月現在4種類あります。抗酒薬(ジスルフィラム・シアナミド)とアカンプロサートは断酒維持のための薬であり、ナルメフェンは飲酒量低減のための薬です。抗酒薬は飲酒後の不快反応を利用して心理的に飲酒を断念させます。アカンプロサートとナルメフェンは脳内に作用して飲酒への欲求を減らすことで効果を表すと考えられています。ここではこれらの薬物療法について説明したいと思います。

二日酔いのメカニズム

二日酔いは酒の飲みすぎが原因であることは明白です。しかしほとんど誰もが知っているあのつらい症状が何故起きるのかについては驚くほど解明されていません。有力な説として、軽度の離脱症状・ホルモン異常による脱水や低血糖・体の酸塩基平衡のアンバランス・炎症反応・アセトアルデヒドの影響・酒に含まれるメタノールや不純物などが挙げられています。しかし最も的を射ているのは、単一要因ではなく既述の要因または未だ不明の要因が複雑にからみあって二日酔いが生まれるという説明でしょう。

アルコールの吸収と分解

体内に摂取されたアルコールは、胃にあるうちはゆっくりと吸収され、小腸に入ると速やかに吸収されます。飲酒後の血中アルコール濃度は、食事の有無やアルコール飲料の種類と飲み方、体格や肝臓の大きさなどによって異なります。アルコールの代謝のほとんどは肝臓で行われ、その人の持つ酵素の遺伝子型や飲酒習慣が深く関わっています。

アルコールと循環器疾患

適量の飲酒は循環器疾患に保護的に働くといわれています。過度の飲酒は逆に循環器疾患のリスク因子になります。「節度ある適度な飲酒」を守ることが肝要です。また、循環器疾患以外のリスクや持病・体質等も考えると、現在飲酒していない人や飲めない人に対して飲酒を強要しないことも重要です。

体の不調はうつ病でも現れます。かかりつけ医へ相談してみましょう

うつ病は、何もやる気が出ない(意欲低下)・悲しい気持ちになる(抑うつ気分)などの「こころの症状」と、食欲がでない(食欲低下)・眠れない/起きられない(不眠/過眠)・体がだるい(倦怠感)・口が渇く・頭痛・動悸・めまいや耳鳴りなどの「体の症状」が現れる病気です。体の症状が目立つため、こころの症状に気づきにくいことがあります。体の不調を感じたときは、かかりつけ医に相談してみましょう。

ドメスティック・バイオレンス(DV)と心身の健康障害

DV被害によって被害者とその子どもには様々な心身の健康障害が引き起こされることがわかっています。例えば被害者には直接的な暴力による怪我の他にも慢性身体疾患への罹患、うつ病やPTSD・アルコール乱用・薬物乱用などが起こり得ます。周囲の人たちには被害者とその子どもの状態を理解し、長い目で援助していく視点が重要です。

災害とこころの健康

災害は大きな心理的な負担を与えるため、人が心身の変調を感じることは正常な反応ともいえます。しかしなかにはうつ状態・PTSDなどの精神症状や、飲酒や喫煙などの健康問題が増えることもあります。その際には適切な医療サービスや周囲の人からの支え(ソーシャルサポート)を得て、こころのケアに配慮することが重要です。

睡眠・覚醒リズム障害

ヒトの体内時計の周期は約25時間であり、地球の周期とは約1時間のずれがあります。このずれを修正できず、睡眠・覚醒リズムに乱れが生じたために起こる睡眠の障害を概日リズム睡眠障害と呼びます。時差症候群・交代勤務睡眠障害・睡眠相後退症候群・睡眠相前進症候群・非24時間睡眠覚醒症候群および不規則型睡眠覚醒パターンに分類されます。

貧血の予防には、まずは普段の食生活を見直そう

貧血とは赤血球に含まれる血色素(ヘモグロビン)濃度が低下した状態をいいます。もっとも多い貧血の種類は、鉄欠乏性貧血です。鉄欠乏性貧血の予防のためには、食事からしっかりと鉄など必要な栄養素をとることが大切です。そのために動物性食品・植物性食品をバランス良く食べることがポイントです。

運動実施時のけが・事故の予防と対策

運動中に発生するけが・事故には、筋損傷、心疾患、転倒、熱中症等があることが報告されています[1][2][3]。これらのけが・事故の予防と対策をするための方法として、いくつかの注意点があります。

脳血管障害・脳卒中

脳血管障害(脳卒中)には、脳の血管が詰まる脳梗塞と脳の血管が破れる脳出血、くも膜下出血があります。いずれも高血圧が最大の原因です。