ビタミンを含む食品の摂取不足・吸収障害・必要量の増加などで起こる症状。不足したビタミンの種類によって特有な症状を呈する。
活性酸素の働きを抑える作用を持つビタミンのこと。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなど。
エネルギー産生栄養素に比べ微量ではあるものの、人体の機能を正常に保つため必要な有機化合物。体内ではほとんど合成することができないため、食物から摂取する必要がある。
肉や魚・食用油など食品中の脂質や、体脂肪の大部分を占める物質。単に脂肪とも呼ばれる。
肝臓で作られたコレステロールを全身へ運ぶ役割を担っており、増えすぎると動脈硬化を起こして心筋梗塞や脳梗塞を発症させる、悪玉コレステロール。
食事の量を制限したり、エクササイズや運動をしたりして減量すること。
極端な摂取制限は、リバウンドの恐れがあるだけでなく健康に害を及ぼす。
栄養素の摂取が生体の必要量より少ないときに起こる体の状態。
ほうれん草・にんじん・かぼちゃなど、カロテンを可食部100g中に600マイクログラム(600μg)以上含む野菜の総称。
皮膚や腱・軟骨などを構成する繊維状のたんぱく質で、人体のたんぱく質全体の約30%を占める。ゼラチンの原料としても知られる。
動植物に広く存在する黄色または赤色の色素。大きくカロテン類とキサントフィル類に分けられ、強い抗酸化作用を持つ。
人体に必要なミネラルの一種で、赤血球のヘモグロビンに多く存在する。不足すると貧血を起こす。
特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品を合わせた食品群の総称。
記憶障害など脳の認知機能障害により、日常生活に支障をきたすようになる疾患。アルコール多飲により認知症になりやすくなる。
歯周炎=歯槽膿漏。思春期から発症し、成人ではほぼすべての人に何らかの兆候が認められる。近年、糖尿病や肺炎など全身疾患のリスク因子として注目されている。
ビタミンB1(チアミン)の不足によって起こるウェルニッケ脳症とその後遺症であるコルサコフ症候群のこと。
人体に最も多く含まれるミネラルであり、骨や歯を形成する。
骨の代謝バランスが崩れ、骨形成よりも骨破壊が上回る状態が続き、骨がもろくなった状態のこと。